INFERTILITY不育症相談

INFERTILITY不育症相談

不育症とは?

不育症という言葉は、あまり聞いたことがない人が多いかも知れません。努力しても妊娠に至らないという状態を指す不妊症という言葉は、誰もが知るほどポピュラーになってきました。これに対し妊娠をしても、流産や死産を繰り返してしまい、なかなか赤ちゃんを産むことができない状態を不育症といいます。流産や死産を繰り返すということは稀なケースですので、そのような場合には不育症ではないかと疑うことになります。
ただし、不育症であると診断されるには、流産回数ではなく、ママやパパ自身の検査が必要となる場合もあり、一度専門医へ相談するようお勧めすることもあります。
当院ではこうしたご夫婦の悩みと向き合い、不育症かどうか、またその原因をつきとめるために不育症のご相談にのっています。

不育症の原因

妊娠初期におこる流産は、ほとんどが偶然起こる赤ちゃん側の染色体の数の変化が原因となっています。この中でも、13番、18番、21番染色体が3本になる数の変化は母体の年齢が上がるほど高くなります。
それに対し、2回、3回と流産を繰り返してしまうケースでは、ママかパパ、もしくは両親になんらかの流産リスク因子が存在することが多いのです。
たとえばママ側のリスク因子としては、子宮の形態に異常がある、血液凝固因子に異常がある、甲状腺に異常があるなどのケースです。
またパパやママどちらか、または両方にあるリスク因子としては、染色体の特徴、免疫機能の異常などが考えられます。
当院の不育症外来では、流産を繰り返すことでお悩みの方に、こうしたリスク因子がないかどうかを調べ、必要あれば専門医へご紹介させていただきます。

不育症と向きあおう

検査の結果、不育症と診断されたからといって、元気な赤ちゃんを出産する可能性がなくなってしまったわけではありません。
治療可能な疾患があれば治療を行うことも大切ですが、流産や死産を繰り返してしまうことへのダメージは計り知れないものがあります。とくにママは流産による肉体的なダメージもありますので、パパや家族の方が十分にケアし支えていくことも大切です。
夫婦でお互いにダメージをケアしあうとともに、家族も事情を十分に理解しダメージを受けた夫婦を支えてあげるようにしましょう。
当院では、そうした精神的ケアも含めて、カウンセリングなどを行っていますので、いつでもご相談ください。

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