CONTRACEPTION避妊相談

CONTRACEPTION避妊相談

家族計画のススメ

妊娠がわかった時、生むことを望む女性が多数です。
しかしタイミングによっては経済的な理由や年齢のこと、またサポートが得られず一人で子育てをしなければならない環境などの理由で産む選択が難しい事もあります。
妊娠したら家族みんなに歓迎されるように、家族計画をお勧めしています。
ご自身にあった避妊方法を選びましょう。

当院で出来る避妊の方法について

低用量ピル(OC)

低用量ピルのOCとはOral Contraceptivesの略で、避妊を目的とした「錠剤」です。低用量ピルに含まれている2種類の女性ホルモン(卵胞ホルモン・黄体ホルモン)の働きで服用中は排卵が起こらない状態となり妊娠を防ぐことができます。また受精卵の着床を防いだり子宮内に精子が入りにくくする働きもあります。
飲み忘れのない理想的な服用の場合、妊娠する確率は0.3%です。性行為感染症を防止するものではありません。

ピルについて

アフターピル

妊娠を希望しないタイミングで避妊出来なかった時、緊急避妊薬(アフターピル)を性交後72時間以内に内服することで妊娠を回避することが出来ます。海外での調査では妊娠する確率は1.34%です。性行為感染症を防止するものではありません。

ピルについて

子宮内避妊器具(ミレーナ)

子宮内にT字型の器具を装着する方法で、ミレーナから黄体ホルモンが微量ずつ子宮内膜に作用することにより精子の通過・受精卵の着床を阻害し、一部の助成では排卵も抑制されることで妊娠を回避することが出来ます。海外での調査では5年間の累計で妊娠する確率は0.71%です。性行為感染症を防止するものではありません。

ミレーナ(自費) 55000円+診察(保険適応) 約5000円

ミレーナについては、保険適応になる場合もあります。
ご希望の方は、受診が必要となります。

子宮内避妊器具
について

避妊手術

卵巣から排卵された卵子は卵管を通って子宮に移動していきますが、避妊手術では卵管を結ぶ(結紮する)ことで受精を防ぎ妊娠を回避することが出来ます。ほぼ100%避妊出来ると言われています。
性行為感染症を防止するものではありません。

避妊施術 別途80000円(帝王切開時に行います)

避妊に関するQ&A

避妊全般について

避妊のことをお医者さんに相談しても良いのですか?

もちろん、大丈夫です。避妊にも様々な方法があります。その人その人の体や事情にあわせて、最適の避妊方法を指導することができます。

どんな避妊方法があるのか、どれが自分に合っているのかわかりません

よく行われている避妊方法としては、コンドーム、低用量ピル、子宮内避妊器具などのほか、避妊手術もあります。どの方法もかなりの効果は得られますが、使い方の誤りなどもふくめて100%避妊できるとはかぎりません。そんな中で、自分たちのライフスタイルに合っているのは何かということは、パートナーの方との意識の共有が大切です。もちろん1つの避妊法だけでなく、コンドームと低用量ピルの組み合わせといった方法もあります。
どんな方法が良いのかなど、分からない点がありましたら、いつでもご相談ください。

今日は安全日などとよく言いますが、本当に安全なんでしょうか?

生理が来る直前や直後を安全日という言い方をする場合があります。しかし、あくまでその期間が妊娠しにくいというだけで、完全な安全日というのは存在しません。生理が安定して一定周期でまわっていく方でも、何らかの事情で排卵日が早まることもあり、また遅くなってしまうこともあります。
妊娠を望まないのであれば、たとえ安全日といわれる期間であっても、きちんと避妊を心がける必要があります。

ピルに関すること

ピルを飲んでいると妊娠しにくくなってしまうときいたのですが

それはありません。妊娠を希望するようになってピルの服用を止めると、ほとんどの方が数か月内に月経が戻ります。月経再開前であっても、ピルの服用を止めた直後から、妊娠の可能性は戻ります。

ピルを使用すれば、コンドームを使わなくていいですか?

使わなくても高い妊娠の回避率はあります。しかしコンドームを併用すればさらに避妊の確率が高くなります。しかし性感染症を防ぐ効果はありませんのでコンドームとの併用をお勧めします。

ピルを服用すると太ることがあるときいたのですが

現在では改善されておりピルを服用したために太ることはありません。

子どもの授乳期間中ですが、妊娠したくないのでピルを服用できますか?

授乳期間中にはピルの服用はできません。女性ホルモンの変化によって母乳の質の低下が見られることや、お薬の成分が母乳に混ざって赤ちゃんへ影響をあたえてしまうことなどが研究によってわかっています。授乳期間中に妊娠を避けたい場合はコンドームの使用をお勧めします。また長期にわたって妊娠を避けたい場合はミレーナ(IUS)の使用も可能です。

子宮内避妊器具(IUSやIUD)について

IUSは自分で着脱できるものですか?

子宮口の正しい位置に装着しなければなりませんので、産婦人科などで医師に装着してもらいます。また取り外すときも同様です。

避妊手術について

避妊手術とはどんなものでしょうか?

避妊手術は卵管を結ぶ(結紮する)ことで受精を防ぎ妊娠を回避出来るようにする手術です。詳しくはお問い合わせください。

また妊娠したくなった時にはもとにもどせますか?

女性の避妊手術の場合、大変難しい手術になります。手術に成功しても、卵管の機能をとりもどすことができない可能性も高いため、一度避妊手術をしたら元に戻すのは難しいといってもよいでしょう。その点をよく考えて手術の判断をしてください。

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